台所ゴミのニオイを防ぐ

台所のニオイの90%は調理カスや食べ残しなどの生ごみから発生する腐敗臭です。特にタンパク質系の生ゴミが腐敗したときに発生させるニオイには強烈なものがあります。

生ゴミを分別

台所の生ゴミから発生するニオイはいくつかのタイプに分けることができます。
調理後の野菜クズから発生するニオイは殆ど無いですが、肉類や魚介類から発生するニオイはかなり強く、とりわけ魚の内臓が腐敗して発生させるニオイはビニール袋を通り抜けて漂ってくる強烈なものとなります。
多くの家庭では台所の生ゴミを一まとめにポリバケツやポリバケツの中に入れたビニール袋に放り込んでいるのが一般的ですが、野菜系生ゴミと肉類と魚介類の生ゴミを分別するだけでもかなりゴミのニオイを減らすことができます。
特に、食材を包んであった紙ゴミやプラスティックのパック類を一緒にして捨てている場合はこれらを食材系のゴミと分けるだけでも効果があります。
生ごみの匂いはゴミの入っている袋全体から発生するものなので、生ゴミを分別して強い悪臭を出す食材ゴミを小さなゴミ袋にまとめるだけでも、ニオイの発生源が小さくなり悪臭を減らすことができます。

乾燥させる

台所の生ゴミの匂いを減らす基本的な方法はゴミを乾燥させることです。
生ゴミを濡れたままゴミ箱に入れずに不織布の水切り袋を使って生ゴミの水分をできるだけ減らします。
この時、不織布の水切り袋はシンクの排水ストレーナーに取り付けるのではなく、三角コーナー(三角形のゴミザル)を使用して、その中に不織布を入れて使います。
また、三角コーナーはプラスチックのものよりも銅でできている三角コーナーを使うと銅のイオンが腐敗臭を減らす効果を発揮してゴミのニオイを抑えることができます。
また庭がある場合は野菜くずなどを庭で天日干しすることで匂いの発生を防ぐだけでなく生ごみの量を減らすこともできます。

ゴミの醗酵を防止

生ゴミの中でも1番ニオイが強く醗酵し易いのは生魚をさばいたときの内臓ですが、このニオイを防ぐ方法は4種類あります。
1番簡単なのは、魚の内臓を冷凍室に入れてゴミの日まで凍らせておく方法です。
ただし冷凍室が広くないと出来ないのと、冷凍室の氷に触れると衛生的ではありません。
次に、魚の内臓を小さなゴミ袋に入れ、クエン酸をかける方法があります。
料理に使うクエン酸はある程度の価格ですが、水垢落としなどに使う洗浄用クエン酸と言う商品ならば安価に発売されているので、これを内臓を入れたゴミ袋の中にふりかけて縛っておくだけでニオイを減らすことができます。
クエン酸を使った防臭は手軽にできますが、ある程度防ぐだけでカツオなどの大きい魚で内臓の量が多い場合にはあまり効果を発揮しません。
そのような場合、魚の内臓は基本的にアルカリ性なので強い酸性の液体をかけることで腐敗臭の発生を防ぐ方法もあります。
強い酸性の液体として一般的に知らせているのは、トイレの清掃に使われるサンポールとルックがあります。
ルックはスルファミン酸と言われるいわゆる硫酸系の酸であるのに対し、サンポールは塩酸が使われているので強力な効果を発揮します。
ただし、塩酸は漂白剤のハイター等の塩素系薬品と混ざると毒性のガスを発生してとても危険なので、使うときには充分注意が必要です。
最後の方法は、魚の内臓をオーブンに入れて炭に近い状態まで焼いてしまう方法です。
この方法はオーブンによって30分から1時間程度時間がかかりますが、匂いもなくなりガスが発生する危険性もないので、いちばんオススメです。

防臭袋を使う

クエン酸では消臭効果が弱いが塩酸では発生するガスが怖い。
とは言え、オーブンで焼くほど時間をかけられないと言う方には防臭袋と言う奥の手があります。
防臭袋は赤ちゃんのオムツなどを捨てるときにニオイがしないように完全にパックする商品で、病院などでは大きな大人用のものも使われています。
魚の内臓だけでなく、食べ残した生魚た肉のゴミもこの中に一緒に放り込んで口を閉じることで、袋の中で腐敗が進んでも外には匂いが出てこないのです。
ただし、防臭袋は魚の骨などで穴が開くと、そこからにおいが漏れてくるので袋を破るようなものとは別にする必要があります。
また、防臭袋のお値段は小さなもので1枚十数円から大きなものでは数十円程度と一般の台所のゴミ袋が1円程度で購入できることに比べるとかなり割高なものとなっています。
しかし、生ゴミが出たときに小まめに分別して魚肉類だけを防臭袋に入れ、その他のゴミは普通のゴミ袋に入れるようにすることで、あまりお金をかけずにゴミの消臭ができるハズです。

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