空間のニオイ対策4つの方法

よそのお宅を訪問したとき、玄関を開けた途端に独特のニオイを感じることがあります。人が生活しているほとんど場所にはニオイがあり、それは家庭により異なります。新築の家は木の香りがしたり、古い家屋には懐かしい匂いがあったりしますが、家によってはトイレのニオイや台所ゴミの腐った匂いが漂ってくる家も少なからずあります。

家屋での嫌なニオイ

家の中で感じる嫌なニオイは主に4つです。
まずトイレから漂ってくるニオイは大小便のニオイ、これは汲み取り式のトイレはもちろんのこと、水洗トイレでも不思議なことにニオイがします。
2番目は台所の生ゴミです。台所の調理ゴミをポリバケツに直接入れている場合はかなり臭いが出ますが、ビニール袋やポリ袋をバケツの中に入れている場合にビニール袋やポリ袋を閉じてあっても臭気は袋を通り抜けて家の中に漂ってしまいます。
3番目はカビのニオイです。カビの発生源の第一は風呂場の床や壁、そして風呂桶を埋め込んでいない場合は風呂桶の底面や壁に隠れている裏側にカビが発生してカビ臭を発生させます。
また、カビは台所の水回りや押し入れの中に仕舞い込んでいる品物の裏側などにも発生します。

さらに、断熱材を使っていない家屋の場合は、外壁材の内側にあたる部分に温度変化により水滴が付き、カビが発生して壁の中からカビのニオイが滲み出ている場合もあります。
4番目は家の顔ともいえる玄関のニオイです。
人間では顔の臭い人は少ないですが、家の場合は顔に相当する玄関がかなりクサイことがあります
玄関のドアを開けたとたんに悪臭がする場合はほぼ100%靴のニオイと靴をしまってある下駄箱からのニオイが発生源となっています。

対策の一番は掃除と換気

住まいのニオイ対策の基本は掃除です。
掃除で一番ニオイのもとになるのは水回りの床です。
先ず、トイレから洗面所と風呂の脱衣所と台所や食堂の床を洗剤できれいに洗います。
次にトイレの壁や台所の壁がタイルの場合は床と同じように洗剤をたっぷりつけた雑巾で汚れを落とし、次に水抜きし、最後に乾拭きして仕上げます。
壁が壁紙の場合アクリルやビニール系の合成樹脂の壁紙の場合はタイルと同じように洗剤拭きすることで汚れが取れますが、紙の壁紙の場合は染みになってしまうのでドライヤーなどで乾燥させた後に刷毛で払い落としたり、紙壁紙専用のクリーナーを使って掃除します。

手ごわいカビ取りと除菌

家屋の色々な場所に発生したカビを取るには、ハイターなどの塩素系漂白剤やカビ取り剤を使います。古くなったカビの部分を漂白剤を加えた水で水抜きをするか、カビが落ちにくい場合には漂白剤の原液を使います。
この時注意することは必ず耐薬品用のゴム手袋を使うことです。
また漂白剤が衣類に撥ねると衣類が色ムラになるので汚れても良い作業着やビニール製のカッパを着て採用するとよいでしょう。
ステンレスやタイルやFRPの風呂桶などはこの方法でカビを取ることができますが柱など木の部分は漂白剤を使うと色が変わってしまうのでこの方法では対応できません。
変色が懸念される部分のカビ取りに関しては、塩素系の漂白剤やカビ取り剤を使わずにエタノールを使いカビを取ることができます。
エタノールは消毒用のものならば500mlで400円程度からあり、純度が高く手に触れても無害な無水エタノールは500mlで1,500円程度までと差がありますが、ゴム手袋をして作業する場合は、安価な消毒用のエタノールで充分です。

家具や備品の対策

家庭内の備品や家具のニオイの原因となっている代表選手は靴です。
下駄箱にしまった靴をまとめて除臭したい時にはオゾンが有効です。
自動車の消臭に使う小さなオゾン発生器や小型の業務用オゾン発生器は1万円程度から購入できるので、密閉タイプの下駄箱の場合はオゾン発生器からビニールホースで下駄箱の中に保存を注入することで、下駄箱と下駄箱の中の靴をいっぺんに消臭することができます。
密閉型でない下駄箱の場合は下駄箱をビニールシートで覆い、密閉した状態の中にオゾンを流し込むことで下駄箱と靴の両方を消臭することができます。

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