タタミのニオイの消臭方法

家屋のニオイで、玄関を開けたときに感じる下駄箱のニオイなど家具や備品からの悪臭は意外と簡単に消臭できるのですが、和室のニオイはなかなか消臭できない場合があります。

和室のニオイの原因

和室のニオイの原因となるものは大きく分けて2つです。
仏壇などがある場合は仏壇で使われる線香のニオイが長年にわたって和室の天井や壁や畳などに染み込むので簡単に消臭できません。
特に壁はクロス張りであればその下地材までニオイが染み込んでしまい、聚楽壁の場合や漆喰では石膏ボードまでニオイは染み込んでしまいます。
衣類についた線香のニオイはファブリーズのようなスプレー製品で消臭できますが、建物に染み込んだ線香のニオイはオゾン発生器でも簡単に取り除く事は出来ません。
対策としてはマメに換気をすること、できれば1日中戸や窓を開け放しておくのが最良です。
そして、ニオイの少ない線香に替えることが和室のニオイを消す1番の対策です。
ちなみに、安価な線香は石油由来の合成香料が使われることが多くてニオイがきつい場合があります。
これに対し、高価な線香は天然香料が扱われることが多いので刺激的なニオイの製品は少ないようです。

畳の匂い

もう一つ和室独特のニオイとして畳のニオイが挙げられます。
畳の匂いは建物が建っている土地の湿度が高い場合や、建物の通風が悪い場合に常時畳が湿った状態になり、カビが発生することが多く、このカビがニオイの原因になっています。
畳にカビがが繁殖している場合は以下2つのパターンがあります。
畳の表側に食べこぼしなどがついてそこにカビが繁殖している場合。
畳の裏側に地面からの湿気が上がってきてカビが繁殖している場合。
そして、畳のもう一つのニオイは足がクサイ人が畳の上を歩いている場合、クサイ足のニオイやニオイの元となる細菌が畳で繁殖してしまっているために起こるニオイです。

畳の匂い

カビが原因で畳がクサイいときの解決方法は、ただ一つ、天日干ししかありません。
市販のアルコール除菌スプレーなどを畳の上からスプレーすると、一時的にはニオイがなくなりますが、畳の裏側などからカビが発生している場合は、しばらくするとまたカビのニオイが漂ってきます。
さらに、市販のアルコール除菌スプレーはアルコール以外に水分を多く含んでいるので、一時的に畳の表面のカビの菌を殺菌することができても、畳を湿らせてしまうので、却ってカビの繁殖を促進させることになります。
畳干しでカビを退治するには、晴天の湿度の低い日に直射日光に畳を陽に当てて干します。
この時、畳を表にして干すと畳表が陽に焼けてしまうので、畳を裏返しにして干します。
また畳表が痛んでいるようであればその時に表返しすることや、畳表そのものを張り替えることで畳表の裏側のカビもなくせます。

臭い足で歩かれた畳の対策

畳の上以外に畳が臭い原因としては、家族やよく出入する人で足が臭い人が畳の上を歩く場合があげられます。
足のニオイには個人差があり、汗のニオイがきつくなった程度の人はあまり問題ありませんが、靴下の中に納豆を入れているような強烈なニオイを出している人は対策の必要があります。
この納豆ようなニオイは足の角質の中に入り込んでいる細菌が代謝したときに発生するバレルアルデヒドがニオイの原因です。
バレルアルデヒドはカビなどと違い、陽干しではにおいが消えないこともあるので、陽干し前に消毒用のエタノールで畳の表面を拭くことで対処しましょう。
ただし、足がクサイ人が外部の方なら出禁にすることもできますが、家族の場合はクサイ足と靴下と靴の消臭を別途考える必要があります。