トイレ臭の消臭と予防

トイレのニオイは目に見えない大小便の飛沫が撥ねた床や壁に始まり、トイレの床に敷いたトイレマットや便座カバーやトイレのスリッパまで全てがニオイの発生源となっています。一つ一つから発生する臭気はは少なくともトイレ全体ではまとまったものとなりトイレの嫌なニオイの元となっています。さらにトイレが湿気ている場合はカビも発生するのでそのニオイも加わります。

うんちやおしっこが臭い原因

おしっこはトイレで排尿したばかりの時にはあまり臭わなくても、時間が経つと臭くなってきます。
これは、尿の成分である尿酸が時間が経つと共にバクテリアで分解されてアンモニアになり、そのアンモニアが臭気を発生させるためです。
それに対し、うんちが排便したそのときからクサイのはうんちの中に含まれるインドールとスカトール、それに加えて硫化水素とアンモニアも含まれているためです。
うんちのニオイの主役であるインドールは、実は香水などに使われる香りの成分でもあり、ものすごーく薄くすると、ジャスミンやオレンジ系のフローラルな香りになる物質です。
信じられないことに、ジャスミンの匂いをものすごーく濃くするとうんちのニオイになるのです。
また、うんちのニオイの脇役を務めるスカトールはインドールが母体となってできる化合物でインドールの親戚にあたるものです。
ちなみに、スカトールの語源はネーミングはスカトロと同じギリシア語で糞を意味する言葉skatに由来しています。確かにスカッとしますよね。

床だけでなく壁も拭き掃除

ところで、便器の中に排便しているのに、どうしてうんちのニオイがトイレにこもるかというと、二つ原因があります。
一つはうんちから発生したニオイの元であるインドール、スカトール、硫化水素、アンモニアの激臭ファミリーがトイレの室内にこもっていることです。
そしてもう一つは、お腹を壊したときに勢い良く排便した便や男性が座らずに排尿したときの糞尿が便器の水の中の水と一緒に見えない小さな粒子となって撥ね、便器と便座の間などからトイレの床や壁に飛び散り、悪臭を発生させているためです。
さらには、子供が粗相してトイレ床を汚したり、酔っ払った家族がリバースして吐瀉物が撥ねたりするので、トイレの床は5秒ルールが厳禁な程汚れているのです。

トイレの消臭の基本は掃除

扉を閉めてしまえばにおいが出てこないのがトイレの特徴で、汚れていても気にならない人が多いかもしれませんが、実はものすごく汚いのがトイレです。
そしてトイレのニオイは短時間であれば消臭スプレーなどで消えますが、本格的に対策符合する方法はただ1つ、掃除だけです。
トイレ掃除の基本は水抜きですが、水抜きする時の洗剤は消臭よりも殺菌効果をに重点を置いたトイレ用の洗剤が発売されているのでそういう商品を選びましょう。
ニオイの元となっている物質を取り、さっぱり殺菌することは基本になるので、床はもちろんのこと、壁も天井近くまで拭き掃除する必要があります。
また、こまめに掃除することを考えると便座カバーや床マットは使わない方が衛生的です。
もし便座カバーや床マットを使う場合は洗濯するときに、少なくとも台所用品などとは一緒に洗わないように注意したいものです

トイレの換気と消臭装置

トイレに換気扇がない家は少ないと思いますが、換気扇があるのに使わないのは論外としても、24h換気扇を回しているのももったいない気がします。
このようなときにはトイレの照明と連動してタイマーを備えたスイッチを使うことで、トイレの照明を消してから数分間は換気扇を回したままにして、その後自動的に換気扇の電源を止めることができます。
トイレの換気扇には通常プロペラタイプの換気扇ではなくシロッコファンと言うものが使われていて、音も静かなのですが空気を排出する羽根にあたる部分の枚数が多いためホコリが溜まると非常に効率が悪くなります。
このようなときはトイレの換気扇のカバーを外し、掃除機に小さなブラシをつけてシロッコファンの内側から埃を吸い取るだけで元の性能を発揮できるようになります。
なお、換気せんがあっても、トイレに空気の吸込み口がないと排気効率が悪くなるため、トイレのドアには吸気口をつけると換気の効率が良くなり、湿気も減リ、カビの発生も防ぐことができます。
最後にうんちには臭いウンチとあまり臭くないうんちがありますが、これは体の中に長い時間留まったうんちほど醗酵してニオイ物質が増えるためなので、まめにうんちを出すよう、便秘をしないように心がけることが臭いうんちを出さない、ひいてはトイレの臭いを減らすポイントといえます。

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